巨人・戸郷が4回途中4失点で今季初KO 鯉の1、2番「キクアベ」コンビに計6安打浴びる

4回途中で無念の降板となった巨人・戸郷(右)

21歳初登板はホロ苦いものとなった。

巨人の3年目右腕・戸郷翔征投手(21)が10日の広島戦(マツダ)で先発。初回、1番・菊池涼、2番・安部、3番・西川に3連打を許し1点を失うと、3回にも鯉の1、2番コンビの連打から併殺の間に失点した。

なかなか制球が定まらない背番号20は同点で迎えた4回、二死二塁から菊池涼、安部に連続適時打を浴び、4回途中まで76球、9安打、4失点でKOされた。「キクアベ」コンビに6安打を許すメッタ打ちとなった。

ここまで戸郷は2戦で7回1失点、8回2失点と防御率1・80、1勝0敗の好成績だった。4日に誕生日を迎え「いいピッチングができるように頑張ります。長いイニングを投げて、勝てるピッチングがしたい」と意気込んでいた右腕だったが、次戦に課題を残した。

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