仙台-山形間バス 土日祝3分の1運休に 減便が拡大

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 仙台-山形間の高速バスを運行する山交バス(山形市)は10日から土日、祝日のダイヤを改定して2往復を運休する。新型コロナウイルス感染拡大による乗客の大幅減を受けた措置。共同運行の宮城交通(仙台市)も減便しており、週末、祝日は合計で3分の1に当たる22往復が運休し、44.5往復となる。
 コロナ禍前の週末ダイヤは仙台発66便、山形発67便。感染拡大で徐々に運休が拡大してきた。10日から山形発午前8時30分と午後3時、仙台発午前11時20分と午後6時の便が運休する。
 経済的な交流と往来が盛んな両市を結ぶ同路線は基幹路線で便数も多い。乗客はコロナ禍が深刻化した昨年春以降、買い物客や観光客を中心に5割近く減少。3月18日に仙台市、22日に山形市で独自の緊急事態宣言が出た後、さらにその4割近くが減った。
 平日は大学の対面授業の再開も見越し、72往復の体制を当面変えない方針。山交バスの担当者は「乗客のほとんどが通勤通学での利用。平日は感染対策を講じながら本数を維持し運行を続けたい」と理解を求めた。