広島のドラフト3位・大道温貴投手(22)が10日の巨人戦(マツダ)で2ホールド目を挙げた。2点リードの8回に登板すると坂本、梶谷、岡本をあっさり三者凡退に仕留めてチームの連勝に貢献した。
初めてのお立ち台では「緊張しています」と度胸満点のマウンドから一転して初々しさ全開。途中、言葉に詰まり一緒に上がった先輩の九里に助けを求める場面も…。それでも投球については「持ち味である腕の振りを強くするスタイルを貫いていこうと思ってマウンドに立った」と冷静に振り返りスタンドから拍手を浴びた。
デビューから5試合連続無失点となった大道は「今は体のことに気を付けている。一回調子が落ちてしまって、やっと戻ってきた。毎日コンディションチェックはしている」とキッパリ。一方、初のお立ち台については「自分の声が聞こえてそれに聞き入っちゃって、何しゃべってるのか分からない感じになっちゃいました。九里さんがいなかったらヤバかったです」と振り返っていた。