【富士フイルム・スタジオアリス女子】小祝さくら暫定トップ 小走りで第2ラウンド完走

小祝さくら

国内女子ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」2日目(10日、兵庫・花屋敷GCよかわC=パー72)は初日に続き全選手がホールアウトできず、日没サスペンデッドとなったが、賞金ランキングトップの小祝さくら(22=ニトリ)は駆け込みで第2ラウンド(R)まで終了させ、通算3アンダーの暫定トップとなった。

初日の大幅スタート遅れの影響でこの日は長丁場。選手心理としては2日目までに第2Rを終えて最終日を迎えたいところだが、それは日没との戦い。小祝は上がり3ホールのところから小走りで移動。「無事に最終ホールを終えられてよかった。上がれないと思っていたけど、途中からいけるんじゃないかと。走らないと間に合わないと思って走っていた。ラスト2ホールのパットは暗くて距離感がわからなくて心配だったけど、イメージで打った」と振り返った。

暫定首位に自身を含めて4人の混戦だが、今年3勝目のチャンス。「明日は雨も降らない予報なので安心してプレーできる。自分の最善を尽くしてプレーしたい」と力を込めた。

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