【レスリング】須崎優衣が優勝 海外選手相手に無敵! 五輪アジア予選・女子50キロ級

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優勝した須崎優衣(提供=日本レスリング協会)

レスリングの東京五輪アジア予選2日目(10日、カザフスタン)、女子50キロ級で、東京五輪代表を決めた須崎優衣(21=早大)が優勝。これまで海外選手に負けなしの逸材が、東京五輪金メダルへ意欲を燃やした。

5人総当たりのリーグ最終戦。同じく五輪切符を手にした3戦全勝のモンゴル戦でも、圧巻の強さを見せた。低いタックルで攻め、1分49秒でテクニカルフォール。「芸術的レスリングだ!」と世界レスリング連合(UWW)解説者が絶賛する強さで締めくくった。
「勇気を持って、自分から攻めました。最後は試合を楽しもうという気持ちで戦った。やってきたことを出せたのでよかったです」と笑顔を見せた。

2017、18年の世界女王。五輪切符がかかる19年世界選手権の国内代表争いで敗れ、一時は五輪が遠のいたが、奇跡を信じ練習。夢舞台出場をつかんだ。これまで海外選手に負けなし。日本協会によると、対海外選手なら66連勝中という驚異的な強さだ。小学生のころに「ああなりたい」と憧れたのは08年北京五輪で2連覇を達成した吉田沙保里(38)。海外勢が恐れる姿は、着実に霊長類最強女王に近づきつつある。

「東京五輪に向けて頑張れるのはすごくうれしい。ここまでくるのに長く厳しい道のりだったが、ようやくスタートラインに立つことができた。絶対に金メダルを取れるよう、もっと頑張りたい」。五輪金メダルへさらなるレベルアップを誓った。