レイズ救援陣が快投 1番・筒香は5打数1安打4三振

【ヤンキース0-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは先発のクリス・アーチャーが右前腕側部の張りを訴えて3回途中で降板するアクシデントがあったものの、5人のリリーバーが合計6回2/3を2安打無失点に抑える見事なピッチングを披露。打線はヤンキース先発のドミンゴ・ヘルマンから3回までに4点を先制し、そのまま4対0で完封勝利を収めた。レイズの筒香嘉智は「1番・DH」でスタメン出場し、4回裏の第3打席でショートへの内野安打を放ったが、それ以外の打席はすべて三振。5打数1安打で今季の打率は.192、OPSは.507となった。

初回一死からオースティン・メドウズの3号ソロで先制したレイズは、2回裏一死2・3塁のチャンスでフランシスコ・メヒアが投手強襲のヒットを放ち、2点を追加。さらに3回裏には、この回先頭のランディ・アロザレーナに待望の今季初アーチとなる1号ソロが飛び出し、リードを4点に広げた。昨年のポストシーズンの大活躍により注目を集めているアロザレーナだが、今季はここまで7試合に出場して打率.333、1本塁打、3打点、OPS.842とまずまずのスタートを切った。

アーチャーの早期降板後は、アンドリュー・キットレッジ、ジェフリー・スプリングス、ライアン・トンプソン、コディ・リード、クリス・マッザの5投手が無失点リレーを展開。ニック・アンダーソンとピート・フェアバンクスを故障で欠くなか、無名の投手たちがヤンキース打線をシャットアウトした。キットレッジが2勝目(0敗)をマーク。ヘルマンは4回8安打4失点で2敗目(0勝)を喫した。

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