県産焼酎 海外進出に活路 消費低迷コロナ追い打ち

焼酎蔵柳田酒造を経営する柳田正さん=都城市

 6年連続で本格焼酎出荷量全国1位の本県が、海外での販路拡大に力を入れている。人口減少による消費の低迷や酒類の選択肢が増えたことで若者の焼酎離れが加速。さらに新型コロナウイルスの影響で飲食店での消費も落ち込んだためだ。後継者不足から生産の継続そのものを危ぶむ声もある中、新型コロナ下での販売戦略をどう描くのか、焼酎業界の模索が続いている。

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