【競泳】岩崎恭子氏が池江璃花子、萩野公介を絶賛「あっぱれをたくさんあげたい」

岩崎恭子氏

1992年バルセロナ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストの岩崎恭子氏(42)が11日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート出演。10日まで行われた競泳の日本選手権兼東京五輪代表選考会(東京アクアティクスセンター)を振り返った。

当大会では、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20=ルネサンス)が4冠を達成。400メートルメドレーリレーと400メートルリレーの五輪代表に決まった。岩崎氏は「あっぱれをたくさんあげたい」と大絶賛。「最初にバタフライの100メートルでリレー種目の代表権を決めたが、(当初は)自由形のリレーでいけるかも知れないとみなさん予想していた。全種目優勝できたというのは、1番最初の(100メートル)バラフライで(リレーの)代表を決めたというのがこの結果につながったのではないかなって思う。想像以上のことをしてくれるのが池江璃花子だなと今回改めて思った」と感慨深げに語った。

また、2016年リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(26=ブリヂストン)が200メートル個人メドレーで五輪代表を勝ち取った件についても言及。岩崎氏も金メダルを獲得後にさまざまな苦しみを味わったことから「金メダルをとった後って世界記録を出さなきゃいけないとか、勝手な周りのプレッシャーに耐えられなかったと思う」と気遣った上で「メダリストというところではなくて、今の自分をしっかり理解して泳げたってところが代表権獲得につながった」と賛辞を送った。

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