日本水連は11日、競泳の東京五輪代表33人(男子17、女子16)を発表し、神奈川県勢は男子平泳ぎの佐藤翔馬(東京SC、慶応高出身)ら5人が名を連ねた。男子自由形の塩浦慎理(イトマン東進、湘南工大付高出身)がリレー要員として追加で選出され、リオデジャネイロ五輪に続く2大会連続の代表入りが決まった。
塩浦は7日の日本選手権男子100メートル自由形決勝で5位に終わっていたが、400メートルリレーの代表権を持っていた松元克央(セントラルスポーツ)が同200メートル自由形で世界選手権の優勝記録を上回るタイムをマークしたため、日本水連は松元を個人種目に集中させることにした。
県勢ではこのほか、男子バタフライの本多灯(アリーナつきみ野SC、日大藤沢高出身)、女子自由形の小堀倭加(セントラル戸塚、湘南工大付高出身)を初選出。女子自由形の五十嵐千尋(T&G、日大藤沢高出身)が2大会連続の五輪代表に決まった。