卓球ラバーに赤・黒以外の新色登場 10月1日よりピンク、紫、緑、青が使用可能に

国際卓球連盟(ITTF)は8日、2021年10月1日より、ピンク、パープル、グリーン、ブルーのカラーリングのラバーを解禁することを発表した。

赤、黒以外の新色の発売が可能に

そもそも、ラバーを公式試合で使用するためには、ITTFの認可が必要となる。

4月1日にITTFは、認可の下りたラバーの一覧であるLARC(List of Authorized Racket Coverings)を発表しており、そのリスト数は1,667にも上る。メーカーが新製品を発表する機会を提供するために、LARCは四半期ごとの4月、7月、10月、1月の年4回発行されている。

写真:T2ダイヤモンドマレーシアでのベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)/撮影:ラリーズ編集部

2021年4月1日より、従来の赤と黒の他にピンク、パープル、グリーン、ブルーのカラーのラバーをLARC掲載の認可を得るためにITTFへ提出することが可能となり、正式な認可が下りれば、2021年10月1日から試合で使用することが可能となる。

T2ダイヤモンドマレーシアでスッチがピンクラバーを使用

2019年7月に行われたT2ダイヤモンドマレーシアに出場したベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)は、バック面にピンク色のラバーを使用してプレーし話題を呼んでいた。同大会は特別に新色のラバー使用が認められていたため、スッチはピンク色のラバーを使用することができていた。

今後、他4色を使用したラバーの使い手が現れるのか注目だ。

文:ラリーズ編集部

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