11日のDDT後楽園ホール大会でKO―Dタッグ選手権が行われ、HARASHIMA(46)、岡林裕二(38)組が王者の樋口和貞(32)、坂口征夫(47)組を破り、第69代王者となった。
序盤から王者組の猛攻にさらされたが、HARASHIMAのリバースフランケンシュタイナーが坂口に決まり反撃へ。最後はHARASHIMAを絞めた坂口を力ずくで抱えた岡林がパワーボムを決め、HARASHIMAが蒼魔刀でトドメを刺した。
試合後は「本当に強くて、何とか勝てた。これからは誰の挑戦も受けてやるさ。プロレス界をテカテカ照らしてやる」と喜びを語り、岡林も「うれしい。ピッサリ!」と絶叫した。
メイン後はHARASHIMAがKO―D無差別級王者・秋山準(51)への挑戦を表明し、「サイバーファイトフェスティバル2021」(6月6日、さいたまスーパーアリーナ)での挑戦が決定。交換条件として、今月18日の新潟・万代島多目的広場大かま大会で秋山、大石真翔(42)組とタッグ王座の初防衛戦で激突することになった。
新タッグ王者の2人は「気合入れていくしかない。頑張りましょう」と難敵撃破に向け誓い合った。