カーショウがシャーザーとの投げ合いを制す 6回無失点

【ナショナルズ0-3ドジャース】@ドジャー・スタジアム

マックス・シャーザー対クレイトン・カーショウというサイ・ヤング賞を3度ずつ受賞している名投手同士の投げ合いとなった一戦は、カーショウが6回5安打無失点の好投を見せたドジャースが3対0で完封勝利。本拠地でのナショナルズ3連戦をスイープし、カーショウは2勝目(1敗)、ケンリー・ジャンセンが2セーブ目をマークした。一方のシャーザーは6回3安打1失点ながら打線の援護がなく、1敗目(0勝)。ナショナルズは開幕戦に勝利したあと5連敗となった。

6回86球を投げたカーショウは三者凡退に抑えた5回表を除いて毎回1安打ずつを打たれたものの、得点圏に走者を進めたのは3回表と6回表の2度だけ。3回表は二死からトレイ・ターナーに二盗を許したあと、フアン・ソトをレフトフライに打ち取り、6回表はターナーを暴投で得点圏に進めて無死2塁のピンチとなったが、ソトを見逃し三振に仕留めるなど、後続3人をしっかり抑え、ナショナルズに得点を許さなかった。

シャーザーは1回裏を三者凡退に抑えたが、2回裏二死1塁からザック・マキンストリーにタイムリー二塁打を浴びて1失点。それ以降は打者10人を連続で打ち取り、6回裏はコリー・シーガーに二塁打を許しながらも無失点に抑えたが、打線の援護に恵まれなかった。

ドジャースはシャーザー降板後、7回裏二死1塁からマキンストリーが貴重な追加点となる2号2ラン。カーショウの降板後はコリー・クネーベル、ブレイク・トライネン、ジャンセンが1イニングずつを無失点に抑え、ナショナルズ3連戦のスイープを完成させた。

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