今季最初のパワー・ランキング 好調のレッズが一気にトップ10入り

日本時間4月12日、メジャーリーグ公式サイトは2021年シーズン開幕後、最初のパワー・ランキングを公開した。トップ3の顔ぶれは開幕直前のランキングと変わらず、ドジャース、パドレス、ヤンキースの3球団。開幕から打線が好調で快進撃を見せているレッズが19位から11ランクアップの8位となり、一気にトップ10入りを果たした。一方、開幕6連敗を喫するなどスタートダッシュに失敗したアスレチックスは12位から17位へと5ランクダウンしている。

1位のドジャースは開幕10試合で8勝2敗と前評判通りの順調なスタート。日本時間4月12日にはクレイトン・カーショウがマックス・シャーザー(ナショナルズ)との投げ合いを制し、先発投手は直近8試合で6勝0敗、防御率1.61という素晴らしいパフォーマンスを見せている。

2位のパドレスは日本時間4月10日のレンジャーズ戦でジョー・マスグローブが球団史上初のノーヒッターを達成。スター遊撃手のフェルナンド・タティスJr.を欠くなかでも敵地でのレンジャーズ3連戦をスイープし、開幕10試合で7勝3敗を記録してドジャースに食らいついている。

3位のヤンキースは開幕9試合で4勝5敗と低調なスタート。ブルージェイズとの開幕カードに1勝2敗と負け越したあと、オリオールズ3連戦には2勝1敗と勝ち越したが、レイズ3連戦には再び1勝2敗で負け越してしまい、波に乗れない戦いが続いている。

4位ツインズは開幕直前の6位から2ランクアップ。開幕9試合で5勝4敗は特筆すべきほどの成績ではないが、4位だったブレーブスと5位だったホワイトソックスがともに9試合で4勝5敗と負け越しているため、相対的に順位が上がった形となった。

5位には開幕直前のランキングで11位だったアストロズが急浮上。開幕カードのアスレチックス4連戦を35得点、9失点と圧倒してスイープし、開幕9試合で6勝3敗の好スタートを切った。日本時間4月14日のタイガース戦では3月に獲得したジェイク・オドリッジが初登板の予定となっている。

6位以下のランキングは以下の通り(カッコ内は前回の順位)。

6 ブレーブス(4)
7 ホワイトソックス(5)
8 レッズ(19)
9 レイズ(8)
10 メッツ(7)
11 エンゼルス(17)
12 ブルージェイズ(9)
13 カージナルス(10)
14 ブリュワーズ(13)
15 フィリーズ(18)
16 ナショナルズ(15)
17 アスレチックス(12)
18 カブス(14)
19 インディアンス(16)
20 レッドソックス(20)
21 ロイヤルズ(24)
22 ジャイアンツ(22)
23 マーリンズ(21)
24 マリナーズ(23)
25 タイガース(25)
26 オリオールズ(29)
27 ダイヤモンドバックス(26)
28 レンジャーズ(27)
29 ロッキーズ(28)
30 パイレーツ(30)

© MLB Advanced Media, LP.