「トッテナムの軟弱さは今後40年間変わらない」… 批判したキーンがレドナップと再び口論に

 元マンチェスター・ユナテッドのロイ・キーン氏は、イギリスメディア『SkySports』で再びジェイミー・レドナップ氏と口論となった。

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 2月にレドナップの古巣であるトッテナム・ホットスパーを非難したキーンは、プレミアリーグ第31節でトッテナムとマンUの対戦を前に、「スパーズには軟弱さがある。モウリーニョが就任した前年にチャンピオンズリーグ決勝に進出したが、あれはラッキーだった」とコメント。「また決勝に行くのは、11月にリーグ首位に立つようなもの。私たちは何のためにここに座ってモウリーニョの話をしているんだ?彼が去ってもトッテナムの軟弱さは残るだろう。選手たちのおかげでね」と辛辣な意見を述べた。

 しかし間近で聞いていたレドナップは、キーンの発言に対し「この何年か彼らは軟弱だっていうのか?いや、そんなことはないよ」と反論。「ベイルとモドリッチを擁してCL準々決勝に進出した時はいいチームだった。ロイ、彼らには素晴らしい時期があったんだ」と訴えた。ただキーンも屈するつもりはなく、「準々決勝で成功ならば、そう言えるだろう。ウェストハム戦で3点差を追い付かれたが、あれは監督のせいだっと思うか?選手は仕事をしないと」と言及。「経験豊富な選手がプレーしているのに、彼らが自己管理できないと?トッテナムのソフトさは今後40年続くだろう」と批判を続けた。

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 その後もレドナップが対応するなど途切れる事なかった両者の舌戦。二人の間に挟まれていたマイカー・リチャーズは、Twitterで「ロイ、落ち着いたか?穏やかではなかったね。全てを落ち着かせるために、どのチームにも関係ない私が呼ばれたんだよ」と動画を投稿。緊張緩和の役を買って出たリチャーズに、レドナップが「今日は君にとって問題だったね。三角関係のようだ。どっちの味方にすれば味方にすればいいか分からなかっただろう?」と伝えた。

キーンとレドナップが再び舌戦 Photo Visionhaus

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