2021年春はユニークな新作が続々 パ・リーグ6球団グッズクレクション

パ・リーグ6球団の春の新作グッズを紹介【画像:パ・リーグ インサイト】

西武は新しい応援スタイルとして「ハリセンボード」を販売

公式戦が始まり、はや2週間。熱戦が展開される一方で、パ・リーグ各球団のグッズショップも開幕ダッシュといわんばかりに新商品が販売されている。今回はパ・リーグ6球団の担当者おすすめ「春の新作」と題して最新情報をお届け。お気に入りを手に入れて、ひいきチームを盛り上げよう!

まずはコロナ禍でも安心して球場観戦を楽しめる応援グッズから紹介。今季も感染症拡大防止のためマスク着用や、大きな声を出しての応援が禁止されるなど観戦ルールが設けられているが、各球団工夫をこらした新商品を用意している。

西武は今シーズン「叩く」「掲げる」「振る」の3つを新しい応援スタイルとしてファンに呼びかけている。そこで叩いて掲げられるアイテムである「2WAY応援ハリセンボード」が仲間入り。

ラインナップは選手写真の「WE ARE ONE」、スーパープレーが出たときに掲げたい「こりゃたまらん」や「おねがいおさえて!」「ここで一発!」の全4種類。プラスチック製なので繰り返し使用できる。付属のバンドで束ねれば叩くことができ、選手に思いを伝えたいときはボードを広げて掲げよう。声を出しての応援が出来ない分、今年は「叩く」「掲げる」でチームの後押しを。

ハムは使いやすいサイズのブランケットタオルを、鷹はスローガングッズを投入

日本ハムの新作「応援ブランケットタオル 2021」は、サイズが480×650ミリ。これまでの応援タオルなどと違い、縦に長く自席に収まるサイズが特徴になっている。横に長いタオルの場合は掲げたときにどうしても隣の人との距離感が気になってしまもの。しかし、このブランケットタオルならソーシャルディスタンスを保ちつつ、両手で掲げられる。

ラインナップは中田翔内野手や吉田輝星投手、野村佑希内野手といった主力から若手まで全14種。選手直筆の名前とプレー写真がデザインされている。素材は綿100%で、観戦中はひざに掛けるなど肌寒い季節には頼もしい存在に。「応援グッズは自分の席で両手で持つ」という観戦ルールを守って選手にエールを送ろう。

続いてはソフトバンクの春の新作を紹介。ソフトバンクは2021年スローガン「鷹く!」がデザインされたTシャツ、パーカー、フェイスタオルなどを販売しているが、球団担当者のイチオシは「西川の100回洗えるマスク」。

その名の通り、寝具メーカー「西川」製のマスク。UVカット(97%)機能が施された伸縮性生地が顔にフィットし、長時間つけても耳が痛くならない構造になっているそう。もう一つの特徴は子どもから大人まで使える安心感。日本製で、手洗いなら100回の洗濯にも耐えられるとのこと。今や生活に欠かせなくなったマスク。清潔に繰り返し使えるのはうれしい。

楽天は石井一久監督が筆を執った「一魂」グッズ

楽天の2021年シーズンのスローガンは「一魂(いっこん)日本一の東北へ」。石井一久監督が書き下ろした「一」に、宮城県出身の若手書道家・相馬美希さんによる「魂」が重なった力強いビジュアルは、楽天ファンならすでに目にしているでしょう。

ゴールドの「一」が輝く2021スローガングッズがシーズン開幕から販売されています。パーカーやTシャツを着てスタジアムに行くもよし、トートバッグはユニフォームやタオルを入れるのにぴったり。

中でもひときわ目を引くのが勝利の美酒におすすめ、日本酒「浦霞 一魂ボトル」。宮城県産の酒米・蔵の華を使った純米吟醸酒で、お土産や贈答品にもよさそうだ。

オリックスは企画発表から反響を巻き起こした漫画『キン肉マン』とのコラボグッズ。「バッファローマンがバファローズに入団!?」をテーマに、人気超人のバッファローマンがバファローズのホームユニホームをまとった姿がタオルやTシャツになった。

アシュラマン風に超人化した山本由伸投手、キン肉マンボディの吉田正尚外野手も描かれている。バファローズとバッファローマンの異例のタッグは、野球ファンだけでなくキン肉マンファンも要注目!

ロッテは4月6日に突如登場した謎の魚最終形態のグッズが早速登場。大手レコードショップ「タワーレコード」とコラボレーションし、インパクト大のグッズが完成した。

タワレコのキャッチコピーをもじった「NO MARINES, NO LIFE.」のフレーズと躍動する最終形態の謎の魚が大胆に配置されたデザイン。このTシャツとタオルを手に入れて、4月25日に開催される謎の魚プロデュースのイベント「謎の音楽祭」に参戦したい。(「パ・リーグ インサイト」菊地綾子)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

© 株式会社Creative2