サッカー・女子の中韓戦 新たな遺恨勃発で対立泥沼化「韓国で恥知らずなショーが行われた」

サッカー女子の中韓戦で新たな遺恨が勃発(写真はイメージ)

サッカー女子の中韓戦で新たな遺恨が勃発した。中国側は2002年日韓W杯における韓国代表の〝疑惑〟まで持ち出して対立が激化している。

8日に韓国で行われた東京五輪アジア最終予選プレーオフの第1戦は中国が2―1で勝利したが、その試合で中国サポーター側に、新型コロナウイルス感染予防のため禁止されている声援行為があったとして韓国で批判が起きている。

それに対し、今度は中国側が韓国のある対応を問題視した。中国メディア「網易ニュース」は「試合前に韓国で恥知らずなショーが行われた。グラウンドの大画面に3―1で韓国が勝利するスコアを示したのだ。しかし韓国チームは試合に負け、恥知らずな作戦も打ち負かされた」と報道。試合前練習中にホームの韓国の快勝を予想するスコアが電光掲示板にデカデカと表示されたため、相手への敬意を欠いていると猛批判したのだ。

怒りが収まらない同メディアは「韓国サッカーの恥知らずな行動はそれだけではない」と過去の韓国代表にまつわる問題行為を列挙。

2019年に中国で行われたユース年代の国際大会「パンダカップ」で優勝したU―18韓国代表が、表彰式で地面に置かれた優勝トロフィーを足で踏みつけるポーズを取ったり、トロフィーに向かって放尿するポーズを見せるなどして大問題となった。

さらに「多くの人々にとってサッカー、スポーツが犠牲になり、怒っている」としたのが日韓W杯での韓国の4強進出だ。1次リーグのポルトガル戦、決勝トーナメント1回戦のイタリア戦、準々決勝のスペイン戦で疑惑の判定が相次いだことを「コメディー」「台本があった」と揶揄。「そのW杯は18年前のことだが、多くのチームやファンが韓国の恥知らずな行動を恨んでいる。しかし韓国ファンの目には、それが誇り高い試合と映っており驚かされる」と非難した。

そして「これは恥知らず韓国の一部にすぎない。韓国とのサッカーには今後もっと予想外のことが起きるだろう」と他国も含めて〝忠告〟した。13日に中国・蘇州で開催されるプレーオフ第2戦はきな臭いムードとなりそうだ。

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