武藤敬司が松山英樹を祝福 アジア系差別広がる中「逆境の中で勝ったことにも意味がある」

武藤敬司も米国で実績を残した先駆者だ

〝プロレスリングマスター〟ことノアのGHCヘビー級王者・武藤敬司(58)が、男子ゴルフの海外メジャー「マスターズ」(11日=日本時間12日)を日本人として初制覇した松山英樹(29=LEXUS)を祝福した。

まず、武藤は「松山選手、おめでとうございます」とした上で「昔は遠かった世界が、今はどのジャンルでも近づいた感じですよね。バスケットボールの八村塁選手、テニスの大坂なおみ選手、野球の大谷翔平選手の活躍もあって。そんな中、アジア人として初めて世界の頂点を取ったというのは本当に喜ばしいことだと思います」とコメント。

さらに米国で現在、アジア系への人種差別が大きな問題となっていることを念頭に「そういう逆境の中で勝ったということにも意味がある。本当に素晴らしいと思います」と続け、松山の快挙を喜んでいた。

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