コンサドーレ野々村社長「不公平も飲み込んで"やる"って決めないとニッチもサッチも…」

今季は日程との戦い

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サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長が、STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』に出演。本来は3月13日に予定されていたガンバ大阪とのリーグ戦が、ガンバの選手らに銀型コロナ陽性者が確認された影響で延期となり、その代替日程が7月30日(金)に決定。東京オリンピック期間中で、しかもACLに出場しているガンバにとっては、連戦続きの超過密日程。ホームのコンサドーレにとっても、平日のナイトゲームという経営的には厳しいものに。

トークの話題は、こうした今シーズンのスケジュールの厳しさについての展開に。

野々村:新型コロナの影響もあったけど、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)が4月から6月にスケジュール変更されて、ACL出場チームの日程変更もする必要があって(ガンバはACLに出場)、それで結構(調整が)たいへんなんですよね。

野々村:これは、もう、みんな(全チーム)が、どこまで頑張れるか、スケジュールのこととか。(ガンバ大阪は、7月17日~8月28日の1か月半に何と12試合)。だって普通に考えて、ガンバが真夏にこんな連戦するなんて通常じゃ考えられない。これは可愛そうだなと思うけど、とは言え、やらなきゃいけない。

野々村:ウチ(コンサドーレ)はどうかというと、オリンピックの期間中で札幌ドームも厚別(競技場)も本来は使えない中で、7月30日に厚別が使えるよう相当に協力してくれた。だから、収益がどうのこうのとか言ってられない。そういうことも含めて、どこまで色んなチームが、今シーズンを終わらせるために協力できるかが問われるんだけど。ただ、それも限度の問題もあるから、これからまた何か起こった時、どこまで我慢できるか。本当にたいへんだと思う。

新型コロナもまだ収束の気配すら見えない中、東京オリンピックやACL、ルヴァンカップもあり、20チームで戦う今シーズンのJ1は、かつて無い厳しいスケジュール調整がまだまだ続きます。

野々村:この先(コロナ陽性者が出るなど)また何かあったとき、代替試合をセットしていくって、すごく難しいと思う。(中略)。繰り返すけど、どのクラブも頑張れるところまで頑張って、不公平とかもある程度は飲み込んで「やる」って決めていかないと、もうニッチもサッチも行かないと思います。

今シーズンのJリーグは、スケジュール管理という大きな壁との戦いが潜んでいるという野々村社長の認識。やはり、経営者です。

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GO!GO!コンサドーレ

放送局:STVラジオ

放送日時:毎週土曜 7時30分~8時00分

出演者:野々村芳和(北海道コンサドーレ札幌社長)、吉川のりお(STVアナウンサー)

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