マメがむけた大谷 ばんそうこうなしで投球練習を再開「すごくいい感覚」

今季2度目のリアル二刀流はもうすぐ?(ロイター=USA TODAY)

エンゼルスのジョー・マドン監督は12日(日本時間13日)のオンライン会見で大谷翔平投手がブルペンに入り軽めに10球ほど投球練習したことを明かした。

3月29日(同30日)に先発したドジャースとのオープン戦で右手中指のマメがむけた大谷は4日(同5日)のホワイトソックス戦に先発し、走者と交錯して4回2/3で降板。その後、マメの状態が不完全であるため、投球練習を一時休止していた。

マドン監督は「今日、大谷はブルペン入りした。軽めに10球、ばんそうこうなしで投げて、すごくいい感覚だったと言っていた。キャッチボールもやって、気をつけながら投げたけど、良い状態だったよ」と説明した。

今後の予定は、一夜明けて指の状態を確認してから決める。「再び、ブルペンで強度を上げながら投球を構築していく必要がある。いきなり力を入れすぎて同じことになってほしくないからね」と、今週中のマウンド復帰は難しいとの見解を示した。

今季2度目のリアル二刀流を見るのはもう少し時間がかかりそうだ。

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