レイズ・グラスナウ14Kの快投 筒香4打数無安打3三振

【レンジャーズ0-1レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは先発のタイラー・グラスナウが自己最多の14奪三振を記録する素晴らしいピッチングを披露。7回裏にウィリー・アダメスの2号ソロで奪った1点を3投手の継投で守り抜き、1対0でレンジャーズを破った。好投したグラスナウが1勝目(0敗)、最終回を締めくくったディエゴ・カスティーヨが3セーブ目を記録。レンジャーズ2番手のテイラー・ハーンは3回7奪三振の力投を見せたが、唯一の被安打が決勝アーチとなり、1敗目(0勝)を喫した。

グラスナウは初回から3者連続空振り三振とエンジン全開。3回表に再び3者三振を記録し、3回までに7つの三振を奪った。4回表二死からジョーイ・ギャロに四球を与え、初めての走者を許したが、ネイト・ロウを見逃し三振に仕留めて無失点。5回表一死からイーライ・ホワイトに初安打を浴びたが、次打者ニック・ソラックを三振ゲッツーに仕留めた。すると、6回表はまたしても3者連続空振り三振。球数が100球を超えたため、8回途中で降板したが、球団記録の15奪三振にあと1と迫る見事なピッチングだった。

レンジャーズ先発が右腕のデーン・ダニングだったため、レイズの筒香嘉智は「1番・一塁」でスタメン出場。ところが、1回裏の第1打席は空振り三振、3回裏の第2打席はセンターフライに倒れ、左腕のハーンには2打席連続三振を喫して4打数無安打3三振に終わった。これで直近3試合は10打数1安打8三振となり、打率は.161、OPSは.429まで悪化。安打が出ないのはともかく、三振率は40%(今季35打席で14三振)という危機的水準に達している。

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