ボクシングのWBAスーパー&WBC世界スーパーミドル級統一王者の「カネロ」ことサウル・アルバレス(30=メキシコ)の甥っ子が6月にプロデビューすることになった。米メディア「ボクシング・シーン」が伝えている。
偉大な叔父と同じプロのリングに上がるのは、アルバレスの兄ゴンサロさんの息子で17歳のヨハンセン。すでにアマチュアで24勝のキャリアがあるという。
アルバレス同様に強打が持ち味で、階級はスーパーフェザー級を予定している。母親は3部リーグでプレーしていたサッカー選手ということもあって小さいころはサッカーやバスケットボールに夢中だったが、徐々にボクシングに気持ちが傾き、プロの世界に飛び込むことを決意した。
「アルバレス、の苗字は重いけど、叔父と比べられることのないような自分の歴史を築いていきたい」と話すヨハンセンがどんなファイトを見せてくれるかが楽しみだ。