のんびりキツネの”撮影会” 長崎市内で思わぬ出会い

市田さんが撮影したキツネの写真

 長崎市大浜町の学童施設職員、市田誠也さん(33)が同市大山町の車道沿いで、市が絶滅危惧Ⅱ類に指定するキツネを発見。キツネはのんびりとした様子で1分余りの“撮影会”に応じ、山に消えた。
 6日夕、長崎市民の森(茂木町)でツツジを観賞した後、車で帰宅中に遭遇。「市内では珍しいと知っていたので、見つけた瞬間に心臓がバクバクした」。スマートフォンで動画と写真を撮った。
 市田さんは一眼レフカメラで花や風景を撮るのが趣味だが、この日は持っていなかった。「悔しいけど、一眼レフがあるとツツジ撮影が長引いてキツネは見られなかったかも」と運命的な出合いにしみじみ。


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