【WWE】元WWE王者マッキンタイアが次回PPV大会での王座挑戦権獲得

オートン(下)にラリアートを決めたマッキンタイアは次回PPV大会での挑戦権を手にした(©2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

【フロリダ州タンパ12日(日本時間13日)発】WWEのロウ大会が配信され、祭典「レッスルマニア37」初日大会(10日、フロリダ州タンパ)でドリュー・マッキンタイア(35)を撃破したWWE王者ボビー・ラシュリー(44)をめぐる抗争が一気に激化。次期挑戦者決定トリプルスレッド戦を制したマッキンタイアが、次回PPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」(5月16日)での再挑戦を決めた。

第5試合後に王者が登場してスピーチを始めると、マッキンタイアを筆頭に、シェーン・マクマホン(51)とのスチールケージ戦を制した〝巨獣〟ことブラウン・ストローマン(37)、〝悪魔〟ことザ・フィーンド(ブレイ・ワイアット)を撃破した〝毒蛇〟ことランディ・オートン(41)が次々とリングイン。王者に挑戦を迫った。

ここでアダム・ピアース・プロデューサー(42)が「3人でトリプルスレッドマッチを行って次回PPV大会での挑戦者を決める」との裁定を下し、急きょメインでマッキンタイア、ストローマン、オートンの3人が激突した。

開始は毒蛇とマッキンタイアが共闘。ダブルの脳天砕きで巨獣を投げ捨てる。さらにオートンは巨獣にスチール製階段攻撃、マッキンタイアには実況席上へのバックドロップを決めて一歩抜け出す。

しかし巨獣も、毒蛇とマッキンタイアを階段で大の字にさせる。ここで奮起した毒蛇が巨獣にRKOを見舞うも、場外から飛び込んできたマッキンタイアがオートンを押しのけて3カウントを横取りした。

試合後はなぜかラシュリーのマネジャー・MVP(47)の指示により、元破壊集団「レトリビューション」のTバー、マイスに襲撃されるハプニングも起きたが、正統派の元王者が次回PPV大会でのWWE王座挑戦を決めた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社