女子高生と体が入れ替わった中年殺人鬼 ボディタッチで状況確認 「ザ・スイッチ」本編映像

ブラムハウス・プロダクションズによるホラー映画「ザ・スイッチ」から、本編映像が公開となった。

公開となった本編映像は、古代の短剣で女子高生のミリーを刺した連続殺人鬼ブッチャーが、翌朝になぜか体がミリーと入れ替わっていることに気づくシーン。見知らぬ部屋で目覚めたブッチャーは、心配するミリーの母親から声をかけられる。おかしな状況に気づいたブッチャーは、ミリーの趣味が詰まった部屋を観察。鏡に映った女子高生となった自分の姿を見ながら、胸に触れて自分が女性になったことを確認するのだった。

17歳の地味な女子高生と連続殺人鬼が憑依した姿を演じているキャスリン・ニュートンは、「スリー・ビルボード」「名探偵ピカチュウ」などの話題作に出演し、「アントマン」シリーズの第3作目では主人公の娘役を射止めた若手女優。キャスリンは「ふたつの別々の役を演じるだけじゃなくて、同じ日にふたつの役を演じるという挑戦を楽しんだ。あるシーンでミリーを演じたと思ったら、すぐ次のシーンでブッチャーを演じたりして。ふたりの最大の違いは体つきだから、姿勢や身のこなしにはすごく気をつかった。ブッチャーを演じたあとは、いつも足がすごく痛くなった」と、撮影を振り返っている。

そんなキャスリン・ニュートンの表現力について、クリストファー・ランドン監督は「キャスリンはものすごくうまくやってくれたと思う。ミリーの身体や動きを巧みに操って、怖くて恐ろしい別人に変えている。映画序盤にキャスリンが演じるミリーと、入れ替わってから演じるブッチャーのコントラストは、すごく鮮やかで効果的だ。彼女は役者として勇敢で、その点を凄く尊敬している」と称賛している。

「ザ・スイッチ」は、退屈な高校生活を過ごしていた女子高生のミリーと、連続殺人鬼ブッチャーの体が入れ替わってしまうという内容の作品。「透明人間」「アス」「ゲット・アウト」など低予算ながらヒット作を生み出してきた「ブラムハウス・プロダクションズ」が製作した。「名探偵ピカチュウ」などのキャスリン・ニュートンが、連続殺人鬼となった女子高生ミリーをパワフルかつ妖艶に演じる。一方のブッチャーは、「ドッジボール」などのヴィンス・ヴォーンが演じている。監督は「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドンが担当している。

【作品情報】
ザ・スイッチ
2021年4月9日(金)全国ロードショー
配給:東宝東和
コピーライト:© 2020 UNIVERSAL STUDIOS

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