松島の遊覧船、平日運休へ 「まん延防止」で観光客減少

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平日の運休を決めた遊覧船の乗り場=12日

 宮城県の松島湾で遊覧船を運航する2事業者は、ともに平日の定期船の運休を決めた。新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が宮城県に適用された影響などで、観光客が減少したことを踏まえた。
 丸文松島汽船(塩釜市)は12~28日の土日と祝日のみ運航する。松島島巡り観光船企業組合(宮城県松島町)は13~16日を運休にし、17、18日の土日は運航。19日以降の営業について再度判断する。
 両事業者は新型コロナの流行「第3波」を受けて定期船の運航を1月から約2カ月間にわたって全面休業した。大型連休に向けて3月に営業を再開し、春休みの個人客を中心に乗客数を伸ばしていた。
 しかし、重点措置の適用で平日を中心に観光客が激減。両社は「運航すればするほど赤字になる状況。会社や雇用を維持するため平日に運休し、経費削減に取り組む」と理解を求めた。