【DDT】赤井沙希 EXTREME王座奪取後は〝オリンピアン〟との対戦熱望

アイアンマンとの2冠を狙う赤井はポーズを決めた

DDT5月4日の後楽園ホール大会でEXTREME級王者クリス・ブルックス(29)に挑戦する赤井沙希(34)がベルト奪取後の青写真を描いた。

保持するアイアンマンヘビーメタル級王座も懸けたダブル王座戦は、クリスの提案で通常ルールで行われることとなり、13日の調印式では「自分が勝つなんて想像されてないかもしれない。100回やって99回負けるかもしれないが、残りの1回を手繰り寄せたい」と悲壮な決意を見せた。

11日の後楽園大会でDDT内での自身の存在価値や「DDTらしさとは何か」などの苦悩を抱えていることを明かしたが、それを打破するために「「DDTらしさが詰まった」と認識するEXTREME級のベルト取りを狙う。

そのうえで奪取後の青写真を披露。「もちろんプロレスラーとも戦いたいが、プロレスに全く関係ない人も無理やり振り向かせたい。違うジャンルの人とか。せっかく今年は五輪があるので、それに絡んだりとか」とまさかのオリンピアンを巻き込むことを熱望した。

また前日に山下りな(32)と池袋にプラネタリウム鑑賞に出かけた際「そういえば池袋・サンシャインで試合したことないなと思った。その他にも渋谷センター街とか国会議事堂前とか。とにかくプロレスを知らない人も巻き込みたい」と路上プロレスを強みとする団体ならではの戦いを模索する。多くの可能性を広げるためにもまずはEXTREME級王座を奪取だ。

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