【新日本】麗しき弁髪再生のオーカーンが分別なき内藤へ大金言「夢を見るな!」

内藤をリングコーナーに〝処した〟オーカーン

新日本プロレスを支配する「ユナイテッドエンパイア」のグレート―O―カーンが13日の後楽園大会で、内藤哲也(38)を蹂躙し、連合帝国の偉大なる勝利に貢献した。

「NEW JAPAN CUP」1回戦で内藤を完膚なきまでに処したオーカーンだが、その寛大さは北半球を駆け巡る。内藤の要望を受け26日広島大会での再戦が決定。この日は8人タッグ戦の前哨戦に出撃した。

一時は切り落としてしまった弁髪も、帝国カラーの緑色となってより美しく艶やかに復活。一部ではスマトラゾウ級に希少ともささやかれている。分別のない内藤はこれを掴んで引きずりまわすという愚行を働くが、是非もなし。

ソーセージレジェンドマスターにして某夢の国のアヒルの声をしているのにせき払いが可愛すぎるチャンネル登録80万人越えの超有名人気VTuverから着想を得た「大空スバル式羊殺し(変型背骨折り)」で捕獲し、圧倒的なまでの力量差を知らしめた。

38歳にもなって何度も財布を落とし、つい先日も大金を失った内藤の注意力散漫ぶりを、百戦錬磨のオーカーンは見逃さない。試合終盤には再び大空スバル式羊殺しに捕らえてからエルボードロップを発射。最後はジェフ・コブ(38)がツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)でBUSHI(38)を沈めたが、見る人が見れば試合の大勢はオーカーンと内藤の攻防で決したようなものだった。

試合後のリング上でもマイクを握り「ひれ伏せ、後楽園の愚民ども。最近めっきり活躍も話題もない、カスみたいなロス・インゴを駆除し、今宵のメインイベントを支配した我々連合帝国を、ほら、称えろ!」と御神託。快進撃を続けておりIWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイ(27)も擁する連合帝国こそが事実上の史上最強ユニットと見る向きが出てきてもおかしくない勢いだ。

さらにオーカーンは「弱い犬ほどよく吠えるとは、内藤のようなヤツのことを言うんだろうなあ。日本のスラム街みてえなところで、立派な学歴もないテメエにひとつアドバイスを送ってやるよ」と、東京都足立区出身で、勉強面では二次方程式あたりから置き去りにされた制御不能男を完全に蔑視。

「あんまり強い言葉を使うな。弱く見えるぞ。内藤ごときが余に勝てるはずもなく、ロス・インゴごときが連合帝国に勝てるわけもない。下僕のくせに、夢を見るな!」と、藍染惣右介ばりに言い放った。

もはや広島決戦を待たずして格付けは済んだも同然であり、内藤はリベンジを諦め白旗をあげたほうが身のためと言っても過言ではない、気がする。

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