【シンガポール】グラブが米国市場上場へ、投資会社と合併で[運輸]

©株式会社NNA

シンガポールの配車サービス大手グラブは、米アルティメーター・グロース・コープとの合併を通じて、米国の株式市場に上場する(NNA撮影)

シンガポールの配車サービス大手グラブは13日、米投資会社アルティメーター・キャピタルの特別買収目的会社(SPAC)アルティメーター・グロース・コープとの合併を通じ、米国の株式市場に上場すると発表した。実現すれば東南アジア企業として過去最大規模の米国市場上場となる。

今後数カ月以内に、ハイテク株比率が高いナスダック市場に上場する計画だ。グラブの時価総額は396億米ドル(約4兆3,320億円)に上る見通し。

グラブは、プライベートエクイティ(PE、未公開株)ファンドが上場企業の私募増資を引き受けるPIPEと呼ばれる増資も実施し、40億米ドルを調達する予定だ。うち7億5,000万米ドルは、アルティメーター・グループのアルティメーター・キャピタル・マネジメントが引き受ける。

グラブは声明で、「2020年の当社の流通取引総額(GMV)は約125億米ドルとなり、コロナ禍前の水準を上回った。米国市場での上場を機に事業拡大の勢いをさらに加速させたい」と説明した。

グラブには、ソフトバンクグループやトヨタ自動車などが出資している。

この記事はいかがでしたか?