長崎県雲仙市千々石町のオーガニック野菜直売所タネトのガラス窓には、木と種の絵がある。人気ブランド「ミナ ペルホネン」を手掛けるファッションデザイナー皆川明さんの作品だ。
同店は環境保護のため先月13日から、野菜の陳列の仕方を変えた。プラスチック包装をやめて土の上に置いたり、水に浸したりしている。店主の奥津爾さんとの対談イベントで、皆川さんが「取り組みが広がるように」と願いを込めて描いた。
1本の木から幾つもの種がはじける様子。「脱プラの取り組みの種を、この絵のように芽吹かせたい」と奥津さん。店名にもちなんだ“タネ”のエールを励みにしている。
環境保護へ 「この絵のように芽吹かせたい」
- Published
- 2021/04/14 14:00 (JST)
- Updated
- 2021/04/14 19:24 (JST)
© 株式会社長崎新聞社