新たな鉄道ミュージアム「ロマンスカーミュージアム」運営開始!

小田急電鉄が小田急線海老名駅隣接地に開業するロマンスカーミュージアムは、 車両展示をはじめとしたさまざまなコンテンツを通して小田急電鉄の歴史を伝えていくとともに、 同社に親しんでいただく場を目指した施設。 鉄道ファンの方や子どもはもちろんのこと、 幅広い層の方々に楽しんでいただける施設。 小田急電鉄によって2011年から検討、 準備が進められてきた本プロジェクトにUDSは事業企画段階から参画。 企画、 基本設計、 デザイン監修に携わり、 実際の運営も手がけている。

展示・コンテンツ

館内は1階「ヒストリーシアター」と「ロマンスカーギャラリー」、 2階「ジオラマパーク」と「キッズロマンスカーパーク」の、 計4つの展示ゾーン。

1.ヒストリーシアター(1階)

小田急線開業当時の車両「モハ1」とともに、 小田急電鉄のはじまりと歴史、 数々の時代をかけぬけた特急ロマンスカーの誕生と進化の軌跡をたどるシアター。

2.ロマンスカーギャラリー(1階)

検車庫をイメージした雰囲気の車両展示室に、 ロマンスカー5種を常設展示。 車両の足元まで見れる至近距離でロマンスカーを鑑賞し、 一部は車両内に入ることも。 ロマンスカーを見ながら飲食ができるテーブルと椅子のあるエリアも設け、 小田急電鉄の歴史を学べる展示室「ロマンスカーアカデミアI」も併設。

3.ジオラマパーク(2階)

新宿~箱根間をロマンスカーと通勤電車が走る約190平方メートル のジオラマ。 45分に1度のショータイムは、 ジオラマ上のプロジェクションマッピングや背景のパノラマスクリーンの演出でお楽しみいただける。

4. キッズロマンスカーパーク(2階)

キッズスケールの7つの車両を立体的に組み合わせた、 子どものための空間。 ロマンスカーの2階にある運転席を体験できたり、 ロマンスカーの形のお弁当箱に木工のおべんとうを詰めてあそべたり、 滑り台やネット、 ボールプールを配置していたりなど、 さまざまな年齢の子どもがそれぞれに楽しめるあそびを各車両内に散りばめている。中央には自分だけのペーパートレインを工作して走らせることができる、 紙でつくられたキッズジオラマも配置。

また「ロマンスカーアカデミアII」として、 実際の運転操作機器をそのまま活用したロマンスカーシミュレーター(※当日抽選制)や、 手の動きに合わせて線路がひかれ、 駅を中心に家やお店、 学校ができていくインタラクティブアート「電車とつくるまち」を設けている。

ミュージアムカフェ「ROMANCECAR MUSEUM CLUBHOUSE」

ロマンスカーを愛する人、 小田急に親しみのある人たちなどが集う集会場(クラブハウス)となるように、 という思いを込めたミュージアムカフェ。 ロマンスカーミュージアムのお客さまはもちろん、 どなたにも入場無料で気軽にご利用いただける。ロマンスカーのように日常利用もできながら特別感を味わえるカフェとして、 プレミアムなホットドックを中心に、 クラフトビールやスイーツなど沿線食材を取り入れたメニューを提供。 また、 かつてロマンスカーで提供されていた、 飲み物や軽食を座席まで届けるシートサービス「走る喫茶室」当時のメニュー「クールケーキと日東紅茶のセット」を再現して提供。 ※ テイクアウト可能なメニューは、 館内へ持ち込んでご飲食いただくことも可能。

席数 :60席

定休日 :不定休

営業時間:10:00-20:00

メニュー例:ロマンスカードッグ 750円~、 クールケーキと日東紅茶のセット 700円~、 飲める車両図鑑(歴代ロマンスカーを描いたコーヒー・ココア・ミルク) 700円 (全て税込)

屋上には海老名駅を通過・停車するロマンスカーが見渡せる「ステーションビューテラス」を、 また2階には小田急電鉄のオフィシャルグッズショップ「TRAINS」を設けている。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、 当面の間、 入館は公式サイトからの事前予約制。 また一部コンテンツではご利用を制限させていただく場合も。

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