土壇場で敗戦を喫したドルトムント…唯一挙げた貴重なアウェイゴールを活かせるか 〜CL準々決勝2ndレグプレビュー〜

 劇的展開で敗れたボルシア・ドルトムントだったものの、イングランドから持ち帰ったアウェイゴールは非常に貴重。1点差のゲームとなれば大きな意味を持ち、2ndレグで活かすことができるか。

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欠場者情報
ボルシア・ドルトムント
・先月にアキレス腱断裂の重傷を負ったアクセル・ヴィツェルは今シーズン終了が濃厚。シーズン終了後の引退を表明したウカシュ・ピシュチェクはハムストリングを痛めてマンC戦欠場に。
・マルセル・シュメルツァーは昨年6月に膝前十字靭帯の損傷で長期離脱中。太もも筋繊維を断裂したダン=アクセル・ザカドゥは復帰が遅れており、マンC戦欠場の可能性が高い。
・筋肉系の負傷を負っているジェイドン・サンチョは、回復が間に合わず古巣対決でピッチに立つのは難しそうだ。
・軽傷を負ったマルコ・ロイスやマッチ・フンメルスは、2ndレグでスタメンに名を連ねるかは微妙だ。

マンチェスター・シティ
・今シーズン限りでマンC退団を表明したセルヒオ・アグエロは、筋肉系に痛みを抱えドルトムント戦欠場が濃厚に。

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マッチプレビュー
ボルシア・ドルトムント
 CLノックアウトラウンド1stレグで過去に7度敗れた経験があるドルトムント。内6度は敗退したが、2016-17シーズンのラウンド16ベンフィカ戦で逆転勝利を収めた(1stレグ0-1、2ndレグ4-0)。アーリング・ハーランドはCL出場15試合で、無得点に終わったのは3ゲームのみ。本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでは全試合でネットを揺らしている(4戦7得点)。

マンチェスター・シティ
 欧州の大会でマンCは、1stレグで勝利した15回のうち13回次ラウンド突破を達成。1976-77シーズンのUEFAカップでユベントス、2016017シーズンのCLでASモナコに敗れただけだ。またCL史上1stレグでホーム側が2-1で勝利した場合、15回中13回そのまま勝ち進んでいる。一方でセルヒオ・アグエロがあと1点決めれば、CL史上プレミアリーグのクラブで最も多くのゴールを挙げた選手になる(36点、ディディエ・ドログバとタイ)。

ドルトムントはアウェイゴール活かせるか Photo Michael Regan

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