壱岐市補正予算案 総額で4億3200万円 ワクチン集団接種など

 長崎県壱岐市は12日、19日開会の市議会定例会4月会議に提出する総額4億3200万円の本年度一般会計補正予算案を発表した。
 予算案には新型コロナウイルスワクチンの集団接種に5200万円、民間事業者によるサテライトオフィスの開設を支援するなどしてテレワークの推進を図る事業に1億2200万円、市道整備に1億9600万円を計上した。
 ワクチン接種について、市は医療機関での個別接種のみを想定していたが、医療機関の負担軽減や短期間での接種完了などのため集団接種の実施を決めた。
 また減額補正もあり、東京五輪の聖火リレー事業費910万円、2018年に内閣府から選定された「自治体SDGsモデル事業」に関するスマート農業のための自動運転実証試験事業の委託料720万円、市消防操法大会の中止により経費970万円をそれぞれ減額した。

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