グリーンジャケットで凱旋会見の松山英樹 国内男子ツアーにエール

笑顔で帰国会見に応じる松山(提供写真)

ゴルフのメジャー「マスターズ」で日本人初のメジャー制覇を達成した松山英樹(29=LEXUS)が14日に「凱旋会見」を行い、国内男子ツアーにエールを送った。

前日に帰国。2週間の自主隔離期間中ということでリモート形式で行われた会見にグリーンジャケット姿で登場した松山は、15日に今年の初戦となる「東建ホームメイトカップ」(三重・東建多度CC名古屋)が開幕する国内男子ツアーにも言及。

「女子に押されている形ですけど、今週から東建で開催されておもしろい戦いをしてくれると思うけど、そういうのが中々伝わらない」との現状を踏まえた上で「僕が優勝したことで、面白いなというのが伝わればと思います」と、自身の「マスターズ」制覇による波及効果で、世間の目が男子ツアーに向くことを願う。

この日は「東建」の会場で、同い年の石川遼(29=CASIO)が取材対応。「すごく刺激を受けました。勝てるというのはすごい。自分も続けるように頑張りたい」と話した。

また、選手会長の時松隆光(27=筑紫ヶ丘GC)は「マスターズの松山選手を見て刺激を受けているので、絶対に頑張りたいです」と3年ぶりの優勝へ気持ちを高めていた。

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