大谷の連続試合安打が「6」でストップ 右手中指の状態は良好

1打席目に空振り三振を喫した大谷(ロイター=USA TODAY)

エンゼルスの大谷翔平投手(26)は14日(日本時間15日)に敵地カンザスシティーで行われたロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場し、3打数無安打で連続試合安打は6で止まった。日米通算100号はお預けとなった。チームは1―6で敗れ、2連敗となった。

相手先発は右腕ケラーだった。初回無死一塁はカウント1―2からの7球目、97マイル(約156キロ)のストレートを空振り三振。3回一死一、二塁は四球を選び、6回先頭は内角低めのスライダーに空振り三振だった。

1―5の8回先頭は3番手の右腕ストーモントの96マイル(約154キロ)の内角ストレートを逆方向に打ち返したが左飛に倒れた。

エンゼルス広報によると大谷は試合前にブルペンで23球投げた。心配される右手中指の状態は良いという。試合前のオンライン会見でマドン監督は「(登板へ)ハードルがあるか確認するのが次のステップなんだけど、ワイズ(投手コーチ)と話した感じ、大丈夫そうな印象を受けているよ」と説明した。慎重に見極める。

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