台湾の東京パラリンピック・陸上代表チーム 高松市での事前合宿を「中止」

東京パラリンピックに向け台湾の陸上代表チームが高松市で行う予定だった事前合宿が新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

事前合宿の基本合意書調印式 (2019年6月)

高松市は2019年6月、中華台北パラリンピック委員会と、パラ陸上代表チームが事前合宿を行うことで基本合意していました。

事前合宿の基本合意書調印式 (2019年6月)

大会の1年延期が決まった後も協議を続け、2021年7月上旬に屋島レクザムフィールドでパラ陸上代表の選手とスタッフ20人が合宿を行う予定でした。

しかし、台湾当局が選手やスタッフの新型コロナの感染リスクを回避するため事前合宿を行わない方針を打ち出したため、中止が決まりました。

高松市の大西市長は「非常に残念だが致し方ない。今後とも友好交流関係が継続するよう願っている」とコメントしています。

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