医師のおおたわ史絵氏(56)が15日、ブログを更新。コロナワクチン接種の問題に言及した。
おおたわ氏は「私は医療従事者ですがまだコロナワクチンを1度も受けていません いつになるかもわかりません」と説明。高齢者の接種が始まりつつあることで「自分が打っていない医者が患者さんに打つのはどうしたものか??と言う意見もあるでしょう しかし 現実にそうなったらそれも致し方なしと考えています」と、この状況で医師がワクチンを打つ側になるのはやむを得ないという考えを示した。
実際、自身が接種したことがないワクチンを打った経験もあるといい「思えばマラリアのワクチンや破傷風のトキソイドは私は自分で打ったことありませんが 患者さんに注射した事は何度もあります それと同じだと思えばコロナワクチンだって打つ事はできるはずです」と私見を述べた。
続けて「心苦しいのは 自分が接種した実体験を患者さんに説明してあげられないままに みんなに打たなくてはいけないことです」と接種後の副反応などを実体験から説明できないという問題を挙げた。
それでも「でも現実問題、順序の逆転に直面するのであれば 打つ側にまわりましょう リスクから考えても 私よりも高齢者でしょう もはや国、都、区がどうなってしまっているのか 全く分かりませんが 患者さんに打つ日が来たならば 前向きに医療に励むしかありません」と詳細な説明がないまま進んでいく状況に不安を抱きつつも、ポジティブな姿勢を見せた。