映画『ゾッキ』舞台裏を描いたドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』本予告解禁!

竹中直人監督・山田孝之監督・齊藤工監督の映画『ゾッキ』の舞台裏を描いたドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』の主題歌を竹原ピストルさん「全て身に覚えのある痛みだろう?」、ナレーションを松井玲奈さん、公開が5月全国順次ロードショーに決定した。

映画『ゾッキ』は、漫画家・大橋裕之の初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」に惚れ込んだ竹中直人監督、山田孝之監督、齊藤工監督の3人が共同で、原作の30程あるエピソードを織り交ぜて構成し、実写化した作品。ありふれた日常や等身大の人生に巻き起こる、愛と面白みに溢れた人間模様を描くヒューマンドラマ。

第一線のクリエイター・俳優が集結したエンターテイメント作品として脚光を浴びるほか、撮影地・愛知県蒲郡市の、官民一体となった実行委員会と連携して製作された作品で、地域活性や観光に生かされた映画製作の手本としても注目されている。

映画『ゾッキ』の撮影から公開までの舞台裏を記録した、篠原利恵監督のドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』。8年前から映画誘致の活動を続けてきた蒲郡市にとって、映画『ゾッキ』は念願だった。蒲郡市民がはじめての映画制作に奮闘する姿、竹中直人監督、山田孝之監督、齊藤工監督をはじめとする映画製作者の情熱やプロフェッショナルな仕事を切り取り、映画作りの苦悩と喜びを映し出していく。

しかし、『裏ゾッキ』も新型コロナウイルスの影響を受けてしまう。『ゾッキ』の看板やのぼりが彩られ、映画が来ることでポジティブに変化してきた街にも暗雲が…。突きつけられたのは“いま、映画は必要なのか?”という問い。3監督も、当たり前にあった映画の存在を改めて考えることになった。そんな苦境の中でも映画「ゾッキ」の公開に向けて献身的にPRを続ける蒲郡市民たち。この状況下で何に悩み、どう考え、実行していくのか。図らずも公開ギリギリまで答えの出ない、時代を映し出すドキュメンタリー映画になった『裏ゾッキ』。取材は現在も続いている。

物語の語り部としてナレーションを担当するのは、11月に主演映画『幕が下りたら会いましょう』が控えるなど俳優として活躍する一方で、小説家としての執筆活動も継続している松井玲奈さん。蒲郡市の隣町・愛知県豊橋市出身。

主題歌は、俳優として『永い言い訳』(16)で数々の映画賞を受賞、ミュージシャンとしてはNHK紅白歌合戦への出演経験をもち、映画「BLUE/ブルー」の主題歌「きーぷ、うぉーきんぐ!!」を発表したばかりの竹原ピストルさん「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント/2015年『youth』収録)に決定した。二人は共に、映画『ゾッキ』に出演している。

『裏ゾッキ』作品概要

バラバラの世界をつなぐのは、法螺(ほら)(ウソ)だったーーー。

竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々だった。蒲郡では8年前から印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり映画誘致の活動を続けていたが、今回念願かなって蒲郡市も巻き込み、映画「ゾッキ」を市民総出で全面バックアップすることになったのだ!

平穏だった蒲郡という場所で巻き起こる、数々のハプニング。豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。その模様を追った「裏ゾッキ」は、ひとつの映画に寄せ集まった人々の"裏側"を描く物語。・・・のはずだった。

ロケ終了後に世界中に襲いかかったコロナウィルスの猛威。4、5月には緊急事態宣言が発令した。映画館が2ヶ月の休館するのは戦後初めての事態だった。映画を生業にしていた監督陣の生活も一変した。例にもれず蒲郡の町も悲鳴をあげ、映画に心をくだいてきた人々は、それぞれの苦境に追い込まれる。さらに2021年3月の公開直前、コロナウイルス第二波が世界を襲う。目標にしてきた「作品を届けること」がおびやかされる今。ひとつの映画とともに重なり合った人々の現在進行形の記録。

『裏ゾッキ』

撮影・編集・監督:篠原利恵

音楽:重盛康平 題字:大橋裕之

出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか

ナレーション:松井玲奈

主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)

製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太

制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures

配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市

©2020「裏ゾッキ」製作委員会

公式サイト:

https://ura.zokki.jp

公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@urazokki

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