【東建ホームメイトカップ】113位と大出遅れの石川遼 松山の偉業にも「周りを見ている余裕はない」

石川遼

石川遼(29=CASIO)が、松山英樹(29=LEXUS)のマスターズ制覇に決意を新たにした。

国内男子ツアー2021年初戦となる「東建ホームメイトカップ」初日(15日、三重・東建多度CC名古屋=パー71)、3バーディー、6ボギーの3オーバーの113位と出遅れ、「いいゴルフができなくて残念だけど、始まったばかりなので。ティーショットはそんなに悪くなかったが、そこからのアイアンショットだったり、パットのタッチはよくなかった。明日どうにかして頑張りたい」と巻き返しを誓った。

松山の偉業については「長く語り継がれる歴史的瞬間だったと思う。これからのゴルフ界が楽しみ。世界のレベルは高いが、世界に行きたいジュニアゴルファーは間違いなく増える。自分も刺激を受けてたし、頑張っていきたい」と改めて言及。ただ自身のやるべきことは見失わない。「自分の理想像へ、やるべきことが山積みで周りを見ている余裕はない。先はまだ長いが、強い気持ちを持って継続していきたいし、あせる気持ちはない」と自らに言い聞かせるように語った。

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