【新潟プロレス】グレート小鹿が人材発掘に意欲「若者よ若獅子菊水杯トーナメントに来たれ!」

新ベルトをお披露目する左からシマ重野代表、高澤大介菊水酒造代表取締役、乙川敏彦新潟プロレス会長、グレート小鹿顧問

若者よ、新潟を目指せ。現役最高齢プロレスラーで新潟プロレス顧問も務めるグレート小鹿大日本プロレス会長(78)が、新たな人材発掘に意欲を見せた。

今年10周年を迎える新潟プロレスは、創業140年の歴史を誇る菊水酒造(新潟・新発田市)の協力を受け、デビュー5年以内の選手を対象とした「若獅子菊水杯トーナメント」の開催を発表。新設ベルトをお披露目し、5月23日の新発田市サンビレッジしばた大会で1回戦4試合を行うことを発表した。5団体から8選手が参加し、決勝戦は11月7日新潟市産業振興センターで行われる。

15日に菊水酒造本社で行われた会見に出席した小鹿は「これまでは新潟から全国を目指していたが、このベルトの創設により、全国の若いレスラーたちが新潟を目指すことになるでしょう。我こそはこのベルトに挑戦したいという志高き若者は、新潟プロレスまで連絡していただきたい。必ずや新たな人材の登竜門となるはずです。あれは忘れもしない17歳の冬、函館から青函連絡船で上野駅を目指した私は…(中略)」と、目頭を押さえつつ熱っぽく語った。

なお5月23日新発田大会メインでは、邪道ことボランティアレスラーでコーヒーソムリエの大仁田厚(63)が参戦。新潟プロ代表のシマ重野(47)、小鹿とトリオを結成する。

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