中日・開幕投手の福谷がまたも炎上で今季初勝利ならず「途中で交代してしまい悔しい」

連打を浴びて天を仰いだ福谷

中日・福谷浩司投手(30)が痛恨の大炎上だ。

15日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、4回7安打5失点KOされ、3度目の登板でも今季初勝利とはならなかった。

立ち上がりから大乱調だった。初回に松原からいきなり先頭打者アーチを被弾すると、続く坂本には右翼フェンス直撃の二塁打、3番・梶谷には右前へ適時打を浴びて2点目を献上。さらに2回二死二、三塁ではまたも松原に中前へ適時打を浴びて2点を失った。

3回は二死一、三塁から重盗を決められ、さらに1点を追加された。4回こそ三者凡退に抑えたが、5回一死の打席で代打・武田を送られて交代。爪の不具合で登板を一度回避し、中12日で臨んだが、結果を残せず「こういう展開だったので、最後まで投げようと思っていました。途中で交代してしまい悔しいです」とがっくりと肩を落とした。

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