マリナーズがWヘッダー連勝 8勝5敗で地区首位に浮上

マリナーズはマルコ・ゴンザレス、ジャスティン・ダンの両先発が好投し、オリオールズとのダブルヘッダーに連勝。今季の成績を8勝5敗とし、ダブルヘッダー第2試合が終了した時点でア・リーグ西部地区の単独首位に浮上した。また、現地時間4月15日はジャッキー・ロビンソン・デー。マリナーズとオリオールズのダブルヘッダーでは第1試合がジャッキー・ロビンソン・デーの対象試合となり、選手・コーチ全員が背番号42のユニフォームを着用した。

第1試合では開幕からの2先発で12失点(防御率10.45)を喫していたゴンザレスが5回3安打2失点の力投。1回裏にトレイ・マンシーニの3号2ランで先制を許したが、その後はオリオールズに得点を許さなかった。マリナーズは5回表にミッチ・ハニガーの3号2ランで同点とし、6回表にはJ・P・クロフォードの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。このリードを2番手のラファエル・モンテロと3番手のケンドール・グレイブマンが守り抜き、4対2で勝利した。

続く第2試合では今季初登板で8つの四球を与える大荒れのピッチングを見せたダンが好投。ディラン・ムーアの1号ソロで先制した直後の3回裏にフレディ・ギャルビスの1号ソロで同点に追い付かれたが、5イニングを投げて被安打はわずか2本、失点はこの本塁打による1点のみだった。ダンが好投を続けるなか、マリナーズは5回表にハニガーが2試合連発となる4号ソロを放ち、勝ち越しに成功。6回裏はウィル・ベスト、7回裏はキーナン・ミドルトンが無失点に抑え、2対1で接戦を制した。

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