まさかのとばっちり! 今田美桜に「ウイグル問題」が飛び火

思わぬとばっちりを受けた今田

女優・今田美桜(24)が、ユニクロのイベントでまさかの“とばっちり”だ。

15日に都内でセレクトショップ「ミオクロ」(7月1日まで、ユニクロ原宿店)の記者発表会が開催。同ショップでは、今田がセレクトしたユニクロの商品を取り扱っている。

人生で初めて、セレクトショップでバイヤーを務めた今田は「私自身が着たいなと思うものを選んだ。春、夏にぴったり」と語った。

今回のキャンペーンでは、ユニクロの赤いロゴに今田の名前が入ったロゴを使用している。「まさかここに自分の名前が入るとは! ぜいたくなお話」と声を弾ませた。

ユニクロといえば、人権問題で揺れる中国・新疆ウイグル自治区で生産された綿を商品に使用していることが、世界的に物議を醸している。

ユニクロなどを展開するファーストリテイリング社の柳井正会長は、8日の会見時、新疆産の綿を使用しているかについてコメントを求められると「政治的には中立な立場でやっていきたい。ノーコメント」と回答し、SNSなどで炎上。9日には、フランスのNGO団体などが、同社が強制労働の恩恵を受けているとして告発する騒ぎになっている。

新疆産の綿を商品に使用しているという問題を巡っては、今回イベントに登場した今田にも“飛び火”。イベントを報じた記事のコメント欄などに「ウイグルのことをどう思っているのか?」という声が寄せられているのだ。

芸能プロ関係者は「今田は、年代や性別を問わず人気があるので、企業側も安心して起用したはず。まさかのとばっちりに、企業側も苦慮しているのでは」と指摘。

今田にとってみれば何とも気の毒な話だ。

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