初アーラは10.72キロ

 シーランド北谷店勤務の三木理映子さんは、毎回のように釣果を出すと評判の釣りガール。3月30日も東村からジギングに出掛けたが、その日は魚の活性が低く釣果に恵まれなかった。移動の途中でムロアジらしき魚影を見つけ、ムロアジ4匹とサバ2匹が釣れた。他のメンバーに続いて、三木さんも初の泳がせ釣りに挑戦。最初に隣の釣り人にアタリがあったが、針掛かりしなかった。三木さんも仕掛けを下ろし、海底から5メートルほど仕掛けを上げて、手持ちで待った。

 すぐにガクガクと前アタリはあるが、食い込まない。誘いをかけながら少し巻き上げると、ズシーンと体ごと引きずり込まれそうな強烈なアタリ。電動リールで巻き上げるが、竿(さお)を持つのがやっとの強い引きに耐えること5分。海面には10.72キロの初めて釣ったアーラ(チャイロマルハタ)が浮いた。釣船みり丸(電話)090(9328)5672。

 4月10日、フカセ釣りの名手、川端勝巳さんから辺土名一文字でのフカセ釣りの取材依頼があり、同行し取材した。午前8時に辺土名漁港を出船し、漁港入り口の辺土名一文字に渡った。フカセ対象の魚がなかなか釣れなかったが、午後12時すぎに川端さんが40センチ弱のアーガイを釣ると、宮城さん、伊山さんもトカジャーを釣り上げた。渡船児哲丸(電話)090(2966)8269。(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

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