気づいたら内田組の常連になっていた吉村界人

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動画配信サービス・UーNEXTで16日に配信がスタートしたドラマ「列島制覇ー非道のうさぎー」の配信記念舞台あいさつが同日、都内で行われた、主演の小沢仁志、新羅慎二、真飛聖、吉村界人、内田英治監督らが出席したことを、各メディアが報じた。

同作は、極道と合唱道の二足のわらじを履く男を描いたアウトロードラマ。内田監督は先の「日本アカデミー賞」で「ミッドナイトスワン」にて最優秀作品賞を受賞したが、受賞後、初の新作となった。

同作で小沢演じる伝説のヤクザ・宇佐木の舎弟・大林を演じたのが吉村だ。

「舞台あいさつで吉村は小沢にイジられまくり。初対面にもかかわらず、小沢に『洗濯機2台持ってないですか? 1台ください』と切り出したエピソードなどを暴露され、集まった報道陣や関係者は爆笑していた」(イベントを取材した記者)

東京生まれの吉村は、高校卒業後、夜間の大学へ進学。学校近くの古本屋に通い本を読みあさったり、映画を見続ける日々を送っていた。悶々とした時間を過ごす中、映画が好きで演技の世界への憧れに体当たりしようと思い立った。

2013年9月、故松田優作さんの妻で女優の松田美由紀が社長の芸能プロ「オフィス作」初のワークショップオーディションに参加。500名以上の中より選ばれ所属となった。2016年公開の主演映画「太陽を掴め」が東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にノミネートされ、18年公開の映画「モリのいる場所」では、故樹木希林さんの劇中での“最後の愛弟子”として一躍有名になった。

2019年2月18日をもって所属していたオフィス作を退社し、2019年7月9日から「エヴァーグリーン・エンタテイメント」所属となった。

内田監督作品には、「獣道」(17年)、「ミッドナイト」にも出演。すっかり内田組の常連だ。

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