日本代表でコロナ対策ルール違反 3月の活動後に検査受けずJの試合に出場

3月のモンゴル戦では大勝した日本代表

日本サッカー協会は16日、代表活動後における新型コロナウイルス対策ルール違反があったと発表した。3月の日本代表とU―24日本代表の活動にあたって定められた誓約書にある代表活動終了後の検査(代表活動後3日目)が実施されず、Jリーグに出場していた事案があったという。

日本協会の説明および確認不足によるものだとし「今回の代表活動の受入責任団体として、このような事象が発生したことは非常に遺憾であり、大変重く受け止めております。関係各所にご迷惑をおかけすることになりましたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

今回の件を受け、日本協会は3月に招集された選手が所属する全クラブと連絡を取り、検査などの必要な措置に関して改めて説明。4月に実施したなでしこジャパンの活動も含めて、代表活動後14日目までに行われる検査や健康フォローアップにおいて同様の事象が発生しないようクラブとともに防疫措置を徹底し、再発防止に努めていくとした。

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