サッカー・奈良県立山辺高サッカー部 またもや飲酒発覚

またもや不祥事が発覚した(写真はイメージ)

昨年12月に部員の飲酒が発覚した奈良県立山辺高校のサッカー部員が2月にも飲酒をしていたことが明らかになった。

同校サッカー部は全国サッカー選手権出場を控えていた昨年12月に寮生活を送る部員10人が部屋で飲酒。選手権出場辞退を求める声もあったが、高校側は特別指導を行った上で反省が不十分と判断された2人を除いて大会に出場させていた。

学校関係者によると、今回は2月11日の夜にサッカー部員4人が寮を抜け出して飲酒や喫煙をしていたことが、部員の申し出で明るみに出たという。この4人のうち3人は昨年12月の飲酒発覚時に特別指導を受けていた。

16日夕方、同県教育委員会は会見を行い、山辺高の大浦宏明校長は「新たな出発するということで取り組んできたが、山辺高の生徒が2度目のこういうことをしてしまったことは申し訳なく思っている」と謝罪した。

4人のうち3人は自宅謹慎とし、1人に対して特別指導を行い、いずれもこれまでに転校したか転校する予定だという。当該生徒がいなくなるとはいえ、2度目の飲酒発覚で今後の活動に影響が出そうだ。

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