【東建ホームメイトカップ】石川遼は120位で予選落ち「アプローチがほぼショートしていた」

石川遼

ゴルフの国内男子ツアー2021年初戦となる「東建ホームメイトカップ」2日目(16日、三重・東建多度CC名古屋=パー71)は65で回った金谷拓実(22)が通算10アンダーで1打差の首位に浮上した。同組で初日に3オーバーの113位と出遅れた石川遼(29=CASIO)は、73とこの日もスコアを落とし、通算5オーバーの120位で予選落ちとなった。

この日の石川はスタートの1番パー4でいきなりダブルボギー。2番でバーディーを奪い返したものの、5、6番で連続ボギーを叩くなど波に乗り入れず、5バーディー、5ボギー、1ダブルボギーと出入りが激しかった。

2日間で5オーバーの原因を「アプローチが10回中、7回セーブできなかった。ライの状況判断が合わなくて、ほぼショートしていた」ことと自己分析。3月に出場した米ツアー「ホンダ・クラシック」でウェッジのバウンス角を変更したものの「自分の中の調整が必要かな、と思います」と話していた。

なお、大会は出場していた金庚泰(キム・キョンテ、34=韓国)が新型コロナウイルス陽性と判定されたため、3日目(17日)を中止となり、18日の最終日の実施については改めて判断されることになった。

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