楽天の2年目・黒川史陽内野手(19)が一軍昇格、即決勝打を放った。
16日の日本ハム戦(東京ドーム)に「6番・三塁」で今季初のスタメン出場した黒川。そのバットから値千金の一打が生まれたのは1ー1の同点で迎えた7回無死二塁の第3打席だった。
相手3番手・堀のスライダーを右線に適時二塁打とし、7回1失点の先発・涌井の好投に報いた。
黒川は「先頭の大地さんがいい形でチャンスを作ってくれたので最低限(三塁に)進めるよう右方向に打ちました。チームが勝てるよう何とか結果を出したかったのでよかった。(昨日)ファームにいる時も一軍で活躍するためにどうしたら打てるかを常に考えていたのでそれが結果につながってよかった」と昇格、即ヒーローに笑顔。
田中将復帰登板となる明日17日が20歳の誕生日となるが、売り出し中のスラッガーは「そんなに甘くないと思いますが、誕生日に最高の結果を残せるようにやっていきたい」と臆することはなかった。