またか…ジャスティン・ビーバーのMステ衣装に“旭日旗”批判 韓国メディアの異常さ

とんだ災難に巻き込まれたジャスティン・ビーバー

またもや韓国のイチャモンだ! カナダの人気歌手ジャスティン・ビーバーが先日、日本の音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演した際に着用していたジャケットの柄が「旭日旗を連想させる」として、韓国が騒いでいるのだ。毎度毎度のこの騒ぎを専門家が分析した――。

ビーバーが着用していたのは、世界的デザイナーのイーライ・ラッセル・リネッツ氏がデザインした「ERL サン・ボンバー・ジャケット」という商品。その名の通り、太陽を表していることは間違いない。半円のオレンジの太陽のようなものから、光が放射状に出ているデザイン。旭日旗に似ていると言えば似ているが、太陽をモチーフにデザインすれば、どの国の文化でも太陽から光が出ているものになりがちだろう。

韓国メディア「JTBC」は15日、「日本のTV番組に出演し、新曲を熱唱するジャスティン・ビーバーの上着が目立ちます。ほとんど旭日旗の柄です。韓国ファンたちの批判が殺到しました。ビーバーは、2014年にもA級戦犯の位牌がある靖国神社を参拝した写真を上げて問題になったことがあります」と報じている。

どう考えても大げさな反応としか思えないが、韓国事情に詳しい但馬オサム氏はこう語る。

「ビーバーの着ているジャケットのデザインに関しては、旭日旗を模していると言われればそう見えなくもない、といった程度のものでしょう。これを『日本政府とメディアがジャスティン・ビーバーを利用して旭日旗の広報を行った』などと妄想する韓国のメディアは異常です」

韓国ではアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が大ヒットしているが、主人公・竈門炭治郎の耳飾りが旭日旗に見えると大騒ぎになり、デザイン変更されるという珍事があった。

「もはやこうなると、日本の軍国主義うんぬんを通り越して、純粋にイチャモンといっていいでしょう。韓国のメディアは朝から晩までイルボン(日本のこと)、イルボン。とにかく彼らの頭の中は、日本に対する妄想に近い興味でいっぱいです。韓国人にとって、日本はそれだけグラマラスで悩ましい存在なのです。韓国人の、特にインテリ層が放射状の模様を見るだけで旭日旗を連想してしまうのです」と但馬氏は言う。

その根源はどこから来るのか?

但馬氏は「第2次世界大戦後、アジアの国々は次々と独立を果たしました。でも韓国のように、かつての宗主国にいちいちイチャモンをつけたり金をたかったりしません。自ら血を流して独立を勝ち取ったという誇りがあるからです。しかし、韓国の独立は日本の敗戦によってもたらされた〝棚ぼた式〟の独立でしかありません。アジアのどんな小国もたどった〝通過儀礼〟を果たしていないのです。そのことが日本に対する過剰な興味と敵がい心となっているのでしょう」と指摘している。

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