タティスJr.が戦列復帰 ベリンジャーは亀裂骨折が判明

日本時間4月17日、今季最も注目されるカードの1つであるドジャース対パドレスが今季初対戦を迎える。パドレスは左肩の亜脱臼で故障者リスト入りしていたフェルナンド・タティスJr.がドジャースとの今季初対戦を前に戦列復帰。最短の10日間で戦列に戻ってきた。一方、ドジャースのコディ・ベリンジャーは左ふくらはぎの打撲で故障者リスト入りしているが、腓骨を亀裂骨折していることが判明。戦列復帰にはしばらく時間がかかりそうだ。

タティスJr.は今季5試合に出場して打率.167(18打数3安打)、1本塁打、1打点、OPS.619を記録。日本時間4月6日のジャイアンツ戦で空振り三振に倒れた際に左肩を負傷し、10日間の故障者リストに登録されていた。パドレスはトレント・グリシャムがハムストリングを痛めて開幕から1週間ほどを欠場していたため、今季初めてグリシャムとタティスJr.の1・2番コンビが揃ったことになる。グリシャムはタティスJr.の復帰について「彼は試合の流れを変える力を持った男だ。彼が戻ってきてくれるのは嬉しいよ」と話している。

ベリンジャーは今季4試合に出場して打率.211(19打数4安打)、0本塁打、2打点、OPS.654を記録。日本時間4月6日のアスレチックス戦で内野安打を放った際に一塁ベース上で相手投手に左ふくらはぎを蹴られる形となり、当初は「打撲」との診断で10日間の故障者リストに登録されていた。しかし、デーブ・ロバーツ監督は直近の検査で左腓骨の亀裂骨折が判明したことを明らかにし、「数日で復帰できるようなものではない」と話している。

今季注目のドジャースとパドレスの対戦は4月中に7試合も組まれている。まず日本時間4月17日からパドレスの本拠地ペトコ・パークで3連戦を戦い、同23日からはドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで4連戦を戦う予定。なお、注目の今季初対戦はドジャースがウォーカー・ビューラー、パドレスが有望株ライアン・ウェザースの先発予定となっている。

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